ピックルボールの魅力について考えてみました

ピックルボールの魅力は年齢や性別、体力の差もあまり関係なく楽しめる点とゲーム参加へのハードルの低さではないでしょうか

 

ちょうどよいスピード感
なぜ個人差に関係なく一緒にプレーが楽しめるのかというと、いくつか理由が考えられます
まず第一に考えられるのスピードです
ピックルボールはよくテニスやバドミントン、卓球をミックスしたような競技と言われますが、それらの競技の上級者が打つスマッシュやボレーはもちろん、ストロークでさえ初心者に打ち返すことは難しいでしょう

ですがピックルボールのボールはプラスチック製でたくさんの穴が開いているため、風の抵抗を受けやすくボール自体にスピードがあまり出ません
また、ボレーやスマッシュはネットから2メートル以上離れて打たなければないというルールがあります
したがってボレーやスマッシュを打ってもネットをはさみ互いのコート合わせて約4メートル以上離れているため、ボールに反応しやすく、レシーブしやすいのです

さらに、ピックルボールのコートはバドミントンと同じくらいの広さなので、あまり強くストロークを打つと相手のエンドラインを越えてオーバーしてしまいます
ボールスピードが抑えられるため、腕力があっても必ずしも有利になるわけではないという事です

 

体力的負担が軽い
先に述べたようにコートサイズがバドミントンコートとほぼ同じくらいなので、ダブルスであれば自分の左右の守備範囲は約3メートル、足を一歩踏み出して手を伸ばせば届く範囲です
ゲーム中はテニスの練習で言うところのボレボレのように互いにネットから約2メートルのラインで、あまり動かずラリーを続ける時間が多くを占めます
テニスやバドミントンのように縦横無尽にコートを駆け回わるとか、卓球のように足を踏み込みながらラケットを強く振るという事も少ないのです
もちろんゲームが進むにつれてじわっと汗をかきますが、若くて体力があるからと言って有利になるわけでもないのです

 

取り組みやすさ

このように個人差に関係なく楽しめるのが魅力のピックルボールですが、ここ最近人気急騰している最大の理由は取り組みやすさでしょう
道具の入手しやすさや扱いやすさはもちろん、プレーしやすいというのが最大の魅力かもしれません
初心者でも30分や1時間程度練習すればすぐに基本レベルが身に付きます
テニス経験者ならわかると思いますが、硬式テニスで初心者が相手コートにうまく返球できるようになるには、よほど才能がある方でない限り、ある程度の日数がかかると思います
ですがピックルボールではラケット競技の経験者ならあっという間に、初心者でも少しの練習でラリーが続けられるようになり、ゲームが始められます
ゲーム自体は単純なので、ラリーが続けばゲーム展開が自然と面白くなって盛り上がります
それがハマりやすさの秘密かもしれません

 

意外と奥深い

さらにピックルボールにハマるとわかる魅力の奥深さについてお話しします
ピックルボールで最終的に決め球となるのは、やはりボレーやスマッシュがほとんどです
ですので、いかに相手にボレーやスマッシュを打たせないように球を浮かせず返球するか、いかに自分がボレーやスマッシュを打てるよう相手に浮き球を打たせるか、腕力や体力ではなく頭がものを言うスポーツです
うまくボールをコントロールし、相手の浮き球を見逃さずボレーでバシッ!

よくテニスなどでプロ選手がウィナーを打ってガッツポーズするシーンがありますが、あのスカっとした気分を誰でも味わえるのがピックルボールの究極の魅力かもしれません


あとは皆さんが自分で体験して、ピックルボールの新たな魅力を発見してみてください