7月2日は2時間の練習でした
毎月、代表が翌月分のコートを予約しに行ってくれるのですが、抽選で順番が決まるため、くじ運が悪ければなかなかコートの確保が難しいようです
という事で、いつもは3時間の練習のところ2時間の練習となりました
時間が少ない分、出来るだけゲームを楽しんでもらおうと、練習はなしで最初からゲームに突入しました
ほんとは細かい練習がしたいのですが…
その日私は、朝から町内会のバドミントン大会に参加しました
バドミントンは子供と遊びでしたことがあるくらいの初心者だったので、1週間ほど前から平日夜に開催された練習会にも参加しました
というわけで1週間バドミントンにどっぷり漬かりました
でも、やってみるとバドミントンもなかなかオモシロイ
テニスをしていたので、ある程度打ち返せることはできました
ですが、ボール…ではなくシャトルですね、このシャトルのコントロールができない
強く打つことはできるのですが、それではゲームに勝てない
相手は強弱をつけて、たまにネット際にポトリと落とす、慌てて何とか返してもシャトルが浮き上がってしまい、スマッシュされて、ハイおしまい(何度も同じパターンをくらいました)
それに動きが全く違う
テニスでは振り回しっていう練習があるように、広いコートを前後左右駆け回りますが、基本ボールの行き先に向かって、足を前に出して進む場合がほとんどだと思います
ですが、バドミントンはシャトルに向かって走るなんて暇はなく、サイドステップやバックステップを使って常に相手側に体を向けておかないと相手コートに返すことができません
さらにダブルスの試合なので、パートナーに対してどう動けばいいのか全く分かりませんでした
ホントいい勉強になったと思います
上級者の練習や試合を見ては、その技術力の高さと動きの美しさに、ため息が出そうになりました
以前、子ども会の親が参加するソフトバレー大会で(いろんなところに顔を出してますが)、素人集団の中、一人だけバレー経験者なんでしょうね、動きが違う人がいました
ゲームの途中で自分が打ったへなちょこスパイクが、ブロックの裏側にポトリと落ちたことがあったのですが、なんとそこにその経験者が待ち構えていて、簡単にレシーブされてしまったことがありました
経験上、そこにボールが落ちることがあるって予測したんでしょうね
技術力もそうですが、経験という価値も長い間の練習によって培われるものなんでしょう
ピックルボールは頭を使うスポーツだと言われたことがあります
いやいや、どんなスポーツも頭を使うでしょうと突っ込みたくなりますが、でも考えてみるとどんなに頭を使って戦術を練っても、技術力や経験がなれば、それを活かすことができません
テニスで言えば、いろんな戦術があり、相手を揺さぶり、オープンコートを作って、そこにエースを決める
言うのは簡単ですが、実際には相手の動きを読んで、鋭いストロークを正確に打てなければできません
バドミントンでもバレーでもおそらく同じでしょう
技術や経験が必要です
そういう意味では、ピックルボールは頭が”使える”スポーツなのかな…と最近考えるようになりました
それほど技術や経験がなくても、キッチンになんとかボールを落とせば、ディンクを続けて、ここだというときに一気に攻める
攻防が表裏一体で、技術的なハードルが低く、少しうまくなれば、面白さにはまる競技だと思います
だからと言って技術を磨かなくてもいいという話ではありません
上達するには練習、練習、練習あるのみ!
とはいえ、その日バドミントン大会とピックルボールの練習で真っ白に燃え尽きた自分は、翌日仕事する気ゼロでした
何事もほどほどに!